覚えていない
2007-05-06


禺画像]
「覚えていない」
佐野洋子 マガジンハウス

著者の女の人生のエッセイ集のような感じ。
いろいろな新聞、雑誌などに何年にもわたって個別に掲載された記事を
あわせた一冊なので
時期も違えば、そのときの旬となる人も違うので
佐野洋子さんという方を知らないと、ちょっとわかりにくいところもあるのですが、佐野さん自身のちょっと代わった思考などを垣間見れた楽しかったです。

離婚を二回されているとのことですが、
それにまつわるぶっちゃけ話とか。

自分を不必要なものでデコレーションしない
気持ちに素直な人なんだなーって。
いまは母よりももっとお姉さんのような方ですが
いまの現代の女性の感性にもぴったりです。
最先端の感性をお持ちだったんでしょうね。


タイトルが「覚えていない」って、真面目な本なのかしら?って思って読み始めたのでちょっと意外でした。

タイトルの「覚えていない」、何故、このタイトルなんだろう?
って常々思っていたんですが、
あとがきを見て、なっとく(笑)
[本]
[さ行の作家]

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